@絵本館ポップツリー 🌲🌳

こんにちは。

地域紹介の更新が滞っていました・・・ (>.<)

 

今回は、中屋にある〝絵本館ホップツリーさん〟へお邪魔しお話を伺ってきました。

絵本館ホップツリーさんは、清水さんご一家で運営されていて、絵本屋さんと幼児教室が併設された、幼児から小学生を対象とした場です。

絵本館の方はレンガ調の建物で暖かみある雰囲気を感じます o(^-^)o

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また、幼児教室のわくわく創造アトリエは子どもたちが気兼ねなく使えるような工夫をされた建物だと感じました。

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絵本館ホップツリーさんとして運営されたきっかけは、お話を伺った清水さんのお父様が定年退職後に自宅で何かを・・・と考えた時に、奥様が過去に保育士として働かれていたり、絵本の訪問販売をしていたことを活かして、子ども達の成長に携わることをしようと思ったことがきっかけだそうです。

絵本館ホップツリーさんの名前の由来として、子どもの成長がホップ・ステップ・ジャンプしてほしいとの思いで“ホップ”、“ツリー”は自然を大切にとの思いがあるそうです。

 

絵本に関しては、仕入れている絵本2500冊はすべて内容を吟味した物で、子どもの成長に備わってほしい内容が盛り込んだ絵本のみを置いているとのことでした。

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絵本には、「主食」となる物と「お菓子」となる物があるそうです。

「主食」に当たる絵本こそが重要で、適切な日本語が使用されており、心の栄養にもなりますし、さらには道徳的にも優れた内容がとても素晴らしいそうです!

そんな絵本を自宅の本棚に何冊も並べておいて、小さな頃からいっぱい読み聞かせをしてあげてほしい・・・熱い思いがお話を聞いていてヒシヒシと伝わってきました!

 

絵本から学んだことは、人生でも大切な糧になるんだそうです。

 

例えば・・・

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清水さんにとってベスト5に入る絵本を引っ張ってきていただき、解説していただきました。

この「やまなしもぎ」という絵本、絵は正直ぱっとしない印象でしたが、内容の中には「人の話をきちんと聞くことが大事」「困っている人には親切に」「自然の警告に耳を傾けることの大切さ」・・・など人生において大切であることを教えてくれているようでした (^_-)

一回ですべてのことを感じるのではなく、何回も読むことで、絵本の物語に隠れている人生の大切なことを発見できるのだそうです。

子どもが何回も「読んで~」というのはとてもいいことで、「何回も読んであげて下さい」とのことでした。

たまには「お菓子」の絵本も良いけれど、やはり本棚に並べておくほとんどは「主食」の絵本であることが好ましいようです。

また、図書館で借りたりするものよいですが、自宅に常にあることで何回も読め、深められる良さがあるので、その環境を作ってあげてほしいとのことでした。

 

絵本館ホップツリーさんでは、オススメの絵本の紹介や絵本選びの助言、また絵本を飛び越えて育児の相談も乗って下さるそうです!

私も娘が3歳半になるので、絵本について自分事を相談というかお話してきました。

毎日寝る前に絵本を読む習慣がついている事で十分に感じていましたが、娘にとって大好きな絵本という物がないことに話をしているうちに気がつきました。

それはもしかしたら、絵本を読むことが義務になっている自分の態度のせいなのではないかと…

もっと絵本を好きになって、ゆくゆくは活字に強い大人になってほしいと考えている私としては、毎日テレビを観ている時間を少しでも減らし、絵本と触れてほしいという願いを込めて清水さんに絵本を選んでもらうことにしました。

 

その中の一冊が…

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実はこの絵本とっても見覚えがあったのです!

私が幼少期に読んでいた物の一つだということを絵をみて思い出しました。

話の物語までは覚えてはいませんでしたが、この絵をみて懐かしい気持ちがこみ上げ、是非とも娘と一緒に楽しみたいと思いました!

清水さんからは、親御さんが楽しんでいる姿から影響を受けることもあると聞き、「からすのパンやさん」を購入させていただきました。

帰宅して早速娘と一緒に楽しみながら、読み聞かせすることができました。

 

清水さんとしては、絵本から疑似体験することで実際の社会で活かせる所が絵本の素敵な所であると熱弁されていらっしゃいました。

特に「怖い」「悲しい」と思われる絵本は少し距離をとってしまいがちですが、そのような絵本の内容も大切で、例えば「殺し」「殺される」ような内容としては、それが進んでいった戦争は怖いことであることに気付くこともできるとのことでした。

人生の中で何が大切であるのが、気付かせてくれる絵本の大切さを教えていただけて、私にとっても実りあるお話を伺えました。

ありがとうございました <(_ _)>

 

また、わくわく創造アトリエでは教室を開き、子どもたちの創作の機会を作っているとのことでした。

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教室いっぱいを使用して、積み木で自分の背丈以上の高さの物を作ってみたり、キャンバスに絵の具をつけた玉を投げて遊んでみたり、パソコンを分解した機器で絵を描いてみたり・・・中々自宅ではできないような創作活動を通じて、「できた!」という体験で自己肯定感やその体験の中から想像力を積み上げてほしいという願いを込めて教室をされていらっしゃいます。

知識だけあっても、何も考えられない、何もできない・・・そんな子どもが多くなってきている中で、好きなことに無我夢中になって取り組み、生きることが喜べる子どもになって欲しい・・・。

表現をする活動によって創造力を開発するのがアトリエの目的なんだそうです。

 

今年の8月下旬には初となる、創作展を21世紀美術館市民ギャラリーにて開催されるそうです!

子ども達の発想豊かな作品が観られると思いますので、お時間のある方は是非足を運んでみて下さいね!

 

清水さんに沢山お話を伺って、子どもの能力の限界を大人が作ってはいけないなと感じさせられました。

今、育児に取り組んでいらっしゃる方には是非とも足を運んでみてほしい、そんな〝絵本館ホップツリーさん〝でした \(^O^)/


◆ お問い合わせ ◆

絵本館ポップツリー & わくわく創作アトリエ金沢プレイルーム

〒920-0375 石川県金沢市中屋町西503-2

TEL&FAX:076-240-6346

E-mail:hoptree@r4.dion.ne.jp

URL:http://www.k2.dion.ne.jp/˜hoptree/

開館日:水・木・金・土・日曜日(10:00~16:00)

但し、12/28~1/3、8/14~8/16 は休館いたします。

※ ご来館はあらかじめご予約ください。